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ウィークポイントダイジェスト


 購入時の注意!

 基本的なことは中古車雑誌を読んで下さい。
  • MT車:
    944/944S/924S/944S2の場合、クラッチです。ラバーダンパーが切れてカンッって音が出ないか注意。
    951(944TURBO)の場合、クラッチです。ディスクのスプリングが折れてクラッチが切れなくなったりしないか注意。
    924系は968以外のクラッチ交換ではマフラー・トルクチューブ・ミッションを外すので工賃が高いのです。
    968の場合、デフです。ベアリングの異常摩耗でガーーーって音が出たらミッションオーバーホールで工賃高いです。

  • AT車(924S/944/968)の場合:ラバーカップリング(フライホイールダンパー)です。やられてくるとすごい音がしてきて裂けちゃいます。
    フライホイールダンパーは部品代が高く、場所もMT車で言うクラッチの位置にあり工賃もそれなりにかかります。

  • フロントロアアーム(Aアーム)のガタ:944B以降アルミ一体式なので部品代が高い(リビルド品への交換などが現実的)

 壊れる前に交換

 (ケチると代償が大きい)
  • タイミングベルト:切れた場合吸排気バルブが当たってヘッドOHです!
  • ウォーターポンプ:2回目のタイミングベルト交換時に交換を勧められると思います。
  • 燃料ホース:年式によってはリコール部品でした。
  • ブレーキマスターシリンダー:重要ですから。

 劣化してきたら

  • エンジンマウント:アイドリングの振動が増えてきたら交換です。


 その他

  • パワステ、オイルタンクのホースからにじむ(少しは止められます)
  • 944A/B,924Sは水冷式オイルクーラーがあり、壊れた場合オイルと水が混じります('87年式までの未対策型だけだと思います)。
  • 電動ファンのリレーがいかれると回りっぱなしになります。(ファン側の温度スイッチ故障は回らなくなる)
  • ヒューエルポンプのDMEリレーには寿命があります。944品番は特に旧型です。燃料来なくなるのでエンジンかかりません。
  • 電気系はリレーやヒューズ等接点を試しに磨いてみましょう。
  • ダッシュボードはひび割れます、直射日光を避けるように日よけを載せましょう。
  • 944B以降は劣化からハザードスイッチを強く押すと折れて中に落ちることがあります。
  • 944B以降S2まで?はフラップのロッドが壊れて常にヒーターの熱風が出ることがあります。部品は安いです。
  • エアコンは修理が高く付くので要チェックです。
  • 944ターボは純正マフラーが腐りやすいです。テールエンドの釣るところから折れます。
  • ワイパーモーターも使用状況によっては。
  • リアハッチ周辺から軋み音が出る事があります。ガラスの接着や、キャッチの調整などで直る場合もある。
  • 10万km越してくるとフューエルポンプやオルタネーターの寿命にも注意です。動けなくなります。
  • クランク角センサーも劣化するとエンジンかからなくなります。
  • エンジンルームのクラッチホースも劣化します。亀裂や穴が開くと当然クラッチが使えなくなります。
  • 944S2は20年を前にしてガスケットの劣化により冷却水循環不良温度上昇が発生し始めています。
  • ヒーターパイプのホースやヒーターバルブが廃熱で劣化して割れて冷却水漏れを起こします。

  • ガソリンスタンドではキャップの閉め忘れに注意。

  • 中古車購入心構え
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